衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2019年05月21日    火曜日     第2開示 合計1544開示

意根の無明を除去して初めて業を滅することができる

江山は改め易く本性は改め難いとは、江山が改め易いのは意識心を指し、本性が改め難いのは意根を指す。意根が改まらなければ、いかなる法も改めることはできず、これまでと変わらない。本性が改まらなければ、たとえ江山が改まっても、また元に戻り、再び生じてくる。

五大の種子は永遠に不変であり、永遠に恒常に存在する。これには識大の種子・見大の種子も含まれる。業の種子を改めようとするなら、まず意根が改まらなければならない。意根が改まらなければ、業の種子は改まらない。したがって業を消滅させるには、意根の無明を除去して初めて可能となる。業は意根の無明によって初めて生じるものであり、無明がなければ業も存在しない。そして意根の無明を除去するには、意根が真理と真相を認識し、我見を断じて実相を証得しなければならない。個別の業を消除するには、意根が懺悔しなければならず、意識による懺悔では効果がない。

——生如法師の開示
前へ前へ

意根の思量性と審決性

次へ 次へ

小さな慈悲と愛はただ悟りの妨げにすぎません

ページトップへ戻る