衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年10月19日    金曜日     第3 回の開示 合計930回の開示

解脱とは意根の問題を解決することです

禅定に入り自己が消失することを恐れ、戻れなくなることを恐れる。これらは全て意根の恐れであり、意識が意根に五蘊の身への執着を捨てるよう説得する必要がある。五蘊の身は真実ではない。故に我見を断つには意根が断つ必要があり、煩悩を断つには意根が煩悩を断つ必要があり、無明を断つには意根が無明を断つ必要がある。一切の煩悩は意根にあり、解脱とは意根の問題を解決することである。

多くの事例がこの問題を説明している。禅定力が不足し、智慧力が不足すれば、この点を認識できない。あの愚鈍な意根が、依然として意識を重宝している。意根が火を起こしていることさえ知らず、意識の火を消そうとして、家財が焼け尽きてもまだ外縁を彷徨っている。これが何の智慧であろうか。

——生如法師の開示
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意根に疑いが生じてこそ真理を発見できる

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