衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年07月30日    火曜日     第4開示 合計1740開示

意識が意根の知る内容を理解できてこそ、神通と呼ばれます

問:意根は十方三世の自身の過去・現在・未来の身(あるいは縁のある人や事柄)を攀縁することができますか?例えば、意根が一たび作意すると、他人は情報を受け取りますか?

答:衆生は全て意識の知を以て知と為します。意根の知る所を意識が知らなければ、知らぬと同じことになります。意根は如来蔵に依って一切の法を知ることができますが、意識に知らせることはできません。四禅八定を修めて初めて、意識は意根の知る内容を知ることができ、それを神通と称します。あなたの意根が情報を発しても、相手の意根は知ることができますが、相手の意識が知らなければ、それは知らぬことになります。ただし、意根が特殊な方法で意識に知らせた場合に限り、その人は知ることができます。

意識が転識得智した後は、意根の知る内容の一部を知ることができ、意根を目の当たりに観察できるようになると、意根の心行と体性の一部を理解できます。そのため、意根の知る範囲が広がり、内容が増えたと言う人もいます。実際には、意根は以前から如来蔵に依って極めて多くの法を知ることができましたが、意識が感じられなかっただけです。

——生如法師の開示
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一切法は意根の先触れ、先了別であります

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意根に理を悟らせる最速の方法

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