繁中日語

日常開示

2019年08月15日木曜日第3 回の開示 合計1827回の開示

真実の心は失われず得られないとはどういう意味ですか？

真心は得ることもできず、また失うこともできない。「失わず得ず」とはどういう意味か。それは不生不滅の意味である。生じなければ得ることもなく、本来よりして存在する。滅びなければ生じる必要もなく、従って得る必要もない。真心そのものは無為法であり、到達すべき対象ではない。修によって得られた無為法にも滅する時があり、それは生滅法である。真如無為は不生不滅であり、如来蔵に随伴して影の形に添うが如し。如来蔵は形も相もなく、互いに包容し合う。包容といっても包容の相はなく、ただ排斥せず、相互に協力し、共に一切の法を成じる。仏の如来蔵と衆生の如来蔵も同様に、互いに協力し合う。故に衆生の如来蔵が仏の如来蔵に融け入る必要はない。如来蔵は色法ではなく、内も外もなく、互いに進入することはできない。色法こそが互いに融け入り進入し得るのである。

——生如法師の開示

我見を断ちたる後の解脱功徳の受用

意根が薫習された後に初めて恒一となります