衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年08月17日    土曜日     第5開示 合計1837開示

識心は心所法の助伴なくして成り立たず

心所法は識心の助伴として、必ず識心に伴って運行しなければならず、そうでなければ識心は機能しなくなる。識心が現れる限り、心所法も同時に現れ、心所法がなければ識心は運行できず、世の中の一切の法も生じることも存在することもできなくなる。たとえ第八識の運行も、それ自体の心所法の助けを必要とし、第八識自体の存在も同様に心所法の伴侶を離れることはできない。

四つの食の出現と運行は、いずれも識心の機能的作用であり、識心が心所法の助伴を離れられない以上、四食も心所法を離れられない。凡夫は四食を離れられず、聖賢の人も欲界の人間界では四食を離れられない。禅定の境地が比較的高い者は段食や思食を離れられることもあり、時には触食も離れられるが、識食を離れることはできない。衆生の生命にとって最も基本的な需要は、第八識と第七識による識食というものである。

——生如法師の開示
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