衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年08月20日    火曜日     第1開示 合計1846開示

意識の所縁となる法塵にはどのようなものがあるか

五十一心所の中では、善心所や煩悩心所などは、意識と相応するだけでなく、意根とも相応する。意識が縁る法塵には色法塵もあれば心法塵もあり、同時に非色非心の法塵もある。これが二十四の心不相応行法である。

色法塵は色に関わり、色は四大の種子によって形成される。四大の種子に関わるものは色法塵に属する。識の種子に関わるもの、八識に関わるもの、心所法に関わるものは心法塵に属する。これ以外は非色非心の法塵である。意識が自らの貪・瞋・痴などの煩悩といった心法塵に縁るとき、これは意識の反観作用に属し、意識の自証の自証分である。意識が他の識の心所法を観察するときは、見分と自証分に属し、縁る対象はすべて心法塵である。

——生如法師の開示
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