自身の自信から意根の自信を探し求め、比較してみて、意識の自信と意根の自信にどのような違いがあるかを明らかにし、その後、意根の自信と不自信の中において、意根の証自証分を観察する。絶えず自身の思考能力と観察能力を高めていくことで、将来、自学自修の能力は強まり、いつも経典を暗記する必要はなくなる。ひたすら暗記しても、覚えた内容が正しいかどうかもわからず、法に依ることができなければ、人に依らざるを得ず、それゆえ道業は進展しにくい。
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